私の個人的体験での話だ、ということをまず前提にお話しいたしますね。
50代は病気が、それも重めの病名をもらうことが出てくる時期。本人は現状を受け止めるだけで精いっぱいになるので、家族が支える面も大きいです。
最初かかった病院から、大きい病院へ転院するときはお医者様から紹介状をもらっていくことになります。比較的良心的なお医者様なら
- どの地区の病院がいいのか?
- 家族は看病してくれるのか
など、本人や家族の事情をくみ取ってくださいます。
しかしお医者様の即断で決まることが多いです。それがベストだということがわかっているからですね。
個人病院と大病院の連携
個人病院の先生と大病院の先生は、同じ科の先生同士は、意外に密接につながっています。
それは地域に医師会があるので、その会合で集まりがあったり、卒業した大学でも集まりがあるので
お互い助け合うために、連携をとっているんですね。
個人病院の患者に何かあったときでも、大病院との連携がスムーズだと患者側も安心感があります。
~ここだけのお話~
知り合いのお医者様に「良い眼科(個人病院)を紹介してくれないか」と頼んだところ、「県の医師会のまとめ役の~さんがいいと思う」と言われました。
地域のまとめ役の医師なら人望も厚く、腕も確かという考えなのだと思います。
個人的な体験談でした。
大病院への不信感がどうして生まれるのか
病気を治してくれるお医者様への不信感がどうして生まれるのか。親切に接してくださる医師がほとんどなのですが
中には「どういうこと?」
ということもあります。
多くは説明不足と理解不足
大病院に入院すると
- 担当医が毎回変わる
- セカンドオピニオンを取りにくい(そこが専門医だから)
などの問題を聞くことがありました。
担当医を固定したい
担当が変わることで不安になるなら、予約するときに医師を指名するか毎回同じ曜日と時間を予約するようにすると、担当医は定めることができるようです。
外来に掲示してある表などを見て
担当の先生の曜日に診察されるか、
異動の少ない教授クラスの方に診察してもらうかしかなさそうです。
お医者様がころころ変わることへの不満なら、予約時間を固定することで解決しそうですね。
また、大病院では転勤が多いらしく、長年一人の担当医を転勤先まで追っかけていく人もいるほどです。ああ、なるほどと思います。
セカンドオピニオンが欲しい
セカンドオピニオン外来という部門が各地に開設されているようです。
大きい病院に近年設置され始めています。
セカンドオピニオン外来は、九州医療センター以外の医療機関に入院または通院されている患者の皆様の主治医からの頂いた情報をもとに、診断内容や治療法などについて主治医以外の専門医の意見を聞くことを目的とする外来です。
九州医療センターより引用
ただ、総合病院はどこも標準治療を行っているはずなので、ほかの病院に行ってセカンドオピニオンをいただいたとしても、治療内容は変わらないということはあり得ます。
~ここだけの話~
いろんな治療には不安があると思います。
お医者様のお友達は「自分が深刻な病気になったら、ネット掲載の古い情報は読まず、まず最新の標準治療をやってもらってから後のことを考える」とおっしゃっていました。
患者の後悔が少ないからだ、とも。
お医者様選びのまとめ
個人的な体験をもとに個人的な意見を書いてみた今回の記事。
病院選びのことを真剣に考える時期に来ているので、これからもいろんな情報を得たいと思っています。
病院選びは本当に大切。日頃から情報ネットワークを開拓しておこう。同じ病気で治った方、お医者様のお友達、みんなで助け合うのがいい。孤立しないこと。