メンタルケア・アドバイザー養成講座の認定試験である第6回課題を終了しました。
合格ですっ。やりました!!
振り返ると半年の受講期間中、自分のイタい過去の行動を思い出したりして、気持ちが萎えてしまう事もありましたが
一気に解決しようとせず、まずはメンタルケア養成講座を学ぶことを優先してきた半年間だったと思います。
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メンタルケアアドバイザー養成講座第6回認定試験 感想
久しぶりに教科書系の活字を見たもので、慣れない感じはしました。
普段は雑誌やエッセイなどの軽い読み物を読むので、言葉の固さが私になじまないのは当たり前です。
第6回の認定試験に関しては、これまでやってきた総まとめとして提出しました。特に気負うこともなく、手元にある過去の課題、テキストを見直して認定試験に臨みました。
300点満点で286点です。210点で合格なので、頑張ったなぁと思います。
減点されているのは、記述問題の書き込みが不足している箇所。もう少し詰められたかなとも思いました。
学ぶ価値はあるか?
大いにあります。
学ぶというよりも「こういう考え方で割り切るんだ。」という発見ができたのが大きい。
専用の用紙を使って、自分で書き込み発見していくから押し付けられた感じがせず
ストン、と腑に落ちるんです。
で、何度も思い出すイタい思い出に対し
「私はあの用紙上で相違点と共通点を見つけたじゃないの」
ということを確認して、思い出す行為をSTOPできるようになったのが大きかった。
いずれ本物の大きな悩みも、自分と相手の相違点と共通点を見つけることができれば納得できるようになる可能性を感じます。
実は私には2つの大きな悩みがありますが、そのうちの1つは相違点と共通点という視点ですとんと来て、悩まなくなりました。これで嫌な堂々巡り系の悩みを1つ手放せた。
もう一つの悩みは、相手の人が60代だったので、その年代になって深掘りしようと思います。見えてる世界が違うと理解できないこともあるかなと。しかし悩む量は半分になりました。
ただ、思い出しただけでもダメという大きすぎる悩みもあるので、まずは日常の小さなトラブルを場面記述の課題として取り上げて
記述に慣れることが大切です。私もそうしました。
難関講座とも聞くが難しい?
慣れない用語が最初はとっつきにくいのですが、私は気にせずわかる部分だけを理解して、何を主張しているのかに主眼を置く読み方をしました。
例えば
超越的自己反省において私たち人間は、自分の存在や他者の存在の意味を無条件的に受け止めることができているかどうかという視点から、自分自身を振り返ります。
という文章が第6回の認定試験で出題されましたが、「超越的自己反省」という言葉だけでもう意味がわからない。しかしわからないことを我慢して読み進めると
超越的自己反省では私たちの関心は規範や目的にもとづいて、他者や自分自身の存在価値をどのように評価しているのかということ自体を明らかにすることに向けられます。そういう意味で超越的自己反省は、規範による自己反省や目的による自己反省を超える、より高い次元の自己反省の方法であると言ってよいでしょう。
ということも記載されています。
私がこの文章の中で「ぱっ」と理解できたことは
超越的自己反省はより高い次元の自己反省の方法なのね
ということです。まずは理解できるところを大まかに捉えていきました。
悩みは解消されたか?
日常の小さなトラブル(パン屋でのできごと)を題材にしたおかげで、解決の糸口が見つかり、大きな悩みの一つは解消されました。もう一つの悩みは自分が60代に入ってから考えようと思っています。
解消するのは自分であって、腑に落ちることが体験できれば悩みも解消しました。
落としどころを見つける作業を、メンタルケアアドバイザー養成講座でやった感じ。
補足:メンタルケアアドバイザー養成講座の改善してほしい点
メンタルケアアドバイザー養成講座は実践型の講座なので、理解すると自分で実践できるのがよかった。講師陣もしっかりとしたチームで、アドバイスはとても丁寧。真摯な姿勢には心を打たれます。
しかし、改善してほしい点もあります。
例えば
- 理論テキストに解説図やまとめ図など、図があれば理解しやすい。
- メンタルケアアドバイザーとしての活動の中心となるチャート分析をもう少しやってみたかった。
- チャート結果で出たA~Dのコースと記述用紙の関係が最初わかりづらかった。
- 場面記述の正誤問題の出題を多くしてほしい。正誤問題で慣らした後に実際の用紙を使った記述に入った方が理解しやすい。いきなり用紙を使った記述に入るのは敷居が高い気がします。
などなど。一個人の要望なので正誤のほどはさておき、私はそう思っています。
しかし多分、理由がある
改善してほしい点があるメンタルアドバイザー養成講座なのですが、この形になっているのは主催者側の意図があるのかもしれません。
例えば、理論テキストに図が必要だと私は思うのですが、主催者側は理論は暗記するものではないので図の必要はないという意図かもしれません。
また、チャート分析のテクニックを深く学ぶよりも、その先にあるA~Dコースの指導者コース(これはセルフカウンセリング協会の別講座があります)を学んだほうがチャート分析を理解しやすいという仕組みなのかもしれません。指導者コースはまだ受講していないので仮定の話ですが。
まとめ メンタルケアアドバイザー養成講座は指導者コースの入り口
実際にメンタルケアアドバイザー養成講座はチャートのみを使っての活動となります。
メンタルケアアドバイザーとは
- クライアントの今の状況と心理状態の把握
- チャート分析で出たA~Dのコースがなぜクライアントにピッタリなのか
- A~Dはどんなコースなのか
ということを説明する、A~Dコースの入り口に立つ者としての役割を担っているようです。今、私がメンタルケアアドバイザーとしてできるのはコース説明まで。
私にメンタルケアアドバイスを依頼してくださったら、A~Dコース説明までしかできないのが現状というわけです。
各コースの内容は大まかに勉強しているので、どんなことをやるのかは理解できているのですが、クライアントと一緒にメンタルケアを進めることはできない状況です。メンタルケアを施すためには、先ほどの指導者コースを受講する必要があります。
メンタルケアアドバイザーはその名の通り、A~Dコースのどのコースがおすすめなのかをアドバイスする資格なのだな、ということが理解できました。コースの入り口に立つ人なのですね。
メンタルケアアドバイザー養成講座を学んでいくうちに、大きな悩みが一つ解決したよ。専用の用紙に書き込んでいくうちに、相違点と共通点が見つかったのが大きな発見。やってみる価値あり。挑戦したい方で迷っているなら、お気軽にコメントくださいね。