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墓じまいで後悔?!よくある問題を事前に知っておこう。

墓じまい 後悔
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墓じまいをやらなければいけない、と決心して急いでやってみた後に「ああすればよかった」「そんな方法があったなんて知らなかった」など、後悔することもあり得ます。

この記事では便利な墓じまい情報を集めました!!

特に年長者親族の気持ちをざわつかせてしまいがちな「墓じまい」ですが、若い世代の私たちが先に立って、時間をかけて解決していくのが理想です。

墓じまいで後悔する原因

墓じまいで後悔する原因で、よく見聞きするのは

  1. お骨を散骨してしまって後戻りできない
  2. 合祀してしまい、後戻りできない
  3. 改葬・散骨・合祀を身内に知らせず実行した
  4. 遺骨を取り出した後の手配を考えていなかった

という点です。得に問題なのは

一度やってしまうと、後戻りできないことをよく考えていなかった。考え付かなかった。

という点です。一般的に墓じまいの場合、墓石会社にお願いするのですが、墓石会社はお墓の撤去についてのプロです。墓じまい全体までの手配ができるかどうかをきちんと確認して話を進めていきましょう。

散骨の問題点 場所選定がむずかしい

墓じまい後に残った遺骨を散骨する場合、その地域ごとに決まりがあることが多いです。

特に希望が多い海洋散骨の場合は

  • 岸からかなり離れた場所で
  • 漁場を避けて
  • 粉骨した遺骨を散骨する

ということが必要と聞きます。地域ごとの決まりがあるので素人一人での散骨は無理があります。プロにまず相談して判断することが大切。私も散骨ならプロにお任せします。

合祀の問題点

合祀のお墓にお骨を入れてしまうと、もう取り出せない状態になってしまいます。

合祀墓では遺骨を骨壺から出し、すべて一つにまとめ、そのまま埋葬されるのが特徴です。そのため、埋葬後に遺骨を取り出してもらうことはできません。

▶いいお墓公式サイトより引用

そうです。皆さん混ざってしまうわけです。なので合祀墓にしてしまうと、お参りの対象がはっきりしづらくなり、敬遠されることが多いのですね。

しかし

納骨された後にすぐ合祀される、もしくは最初は骨壺を個別に安置し、決められた期間が経過した後に合祀される2つのパターンがあります。

▶いいお墓公式サイトより引用

しばらくは個別に安置する方法もあるので、情報として知っておくと強いと思います。

取り出した遺骨の問題点 ケアが必要

墓じまいして取り出した遺骨は、長年雨風にさらされてお骨の状態が悪い場合もあります。また、散骨する場合にはお骨をパウダー状にするのがマナーとなっています。

お骨のケアを自分でやるのはとても難しいです。ケアはプロにお任せするのが通常です。

 身内に知らせない問題点

墓じまいをやってしまった後に、身内に知らせるという方法もあります。しかし兄弟やおじ・おばなど、本家から出ているかたには事前に相談して墓じまいすべきです。

もちろん、事前に相談しても、いろんな見方があるので話し合いがまとまらないことがあります。大きなケンカにまで発展する例もあるほどです。

疎遠になってしまった親族もいると思いますが、きちんと連絡を取り、意見を伝えあってゆっくり進めていくこと。それでも争うことがあると思いますが、やらなければならないことなら根気強くやることが大切です。

後悔しない墓じまいは良好なコミュニケーションから

後悔しない墓じまいは「良好なコミュニケーション」を構築することが大切です。まずはそこから始まります。

「自分の代で墓じまいしたい」「子に迷惑をかけたくない」という考えもよくわかるのですが、親族の理解がなければ墓じまいは成功しません。

言い争いからは何も生まれません。お互いの妥協点を探しながら、納得したうえで墓じまいする覚悟が必要だと思っています。

チチンプイ格言

墓じまいを実行するには、事前に親族の了解を取ることが大切。円滑に進めるなら話し合いは必須なので、時間がかかることを覚悟して。