義母の脳梗塞発症後、介護申請し要支援1をいただきました。
要支援1は介護段階としては低いというか、支援が受けられる範囲が狭いランクです。
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義母が要支援1を受け、嫁の私が義実家に通うように
どれくらいの日常生活が送れるのかわからなかったので、嫁である私が週2回ほど義実家へ通うことになりました。
家周り、屋内に手すりをつけてもらいました。あと介護用のベッドやお風呂椅子をレンタルしてますね。
思った以上に回復していて、介護保険のサービスを受けながら生活できそう。ほっとしました。
義実家が昭和レトロだと気付く
週2回通ううちに、義実家のインテリアが昭和レトロだと気付きます。今どきの家にこんな照明ないよね、食器や鍋もちょっとちがうなぁ、と。
義実家は田舎にあるので、一度購入したものはなかなか捨てない。大切に使います。
令和の時代の中でしっかり昭和が生きている生活を送っているんですね。
ガラパゴス携帯のような流れですね。
アデリアレトロがある!!
扇風機の前に出されたコップはアデリアのものでした。義母は私たちが来ると、必ずお茶を出してくれます。
生活の中に昭和がまだまだ残っている感じ。現役で使ってます。
お鍋はアルミ製
アルミ鍋を使う人って今少なくなってますね。
昭和の人はアルミ鍋、アルミのやかんを使っていました。
大量に作らなければならなかったからですね。
熱の伝わりが早いのがアルミの良いところ。あっという間に加熱でき、大量の料理や麦茶が出来上がります。
最近アルミ系のアイテムは下火ですが、まだまだ使っているのはすごい。
たくさん種類 昭和のれん
のれんも各部屋の入口についていて、面白いと思います。
今どきの家にすだれはあまり見ませんね。かえって邪魔だと思い、使う人は減っていると思われます。
のれんで目線を外す感じにしたかったのかと思います。長くないので使いやすくはありますね。
この玄関から直線で見える部屋にかかっているのれんが、一番高額そうな印象。波のデザインもユニークだし、使われているパーツの種類も多いですね。
こんな感じのもあります。長ーいパーツ。
のれん一つでも「なぜこれがココに掛けてあるの?」「どんな会話しながら取り付けたのかな?」とか。夫がまだ少年だったころの思い出も、私よりものれんのほうが詳しいはずだ、とか。
他家から来た私の知らないことも知ってるはずだよね。のれんが。
歴史が違います。
令和だとこんな感じのクリスタルがかわいいよね。やっぱなんか違う。
ホーロー鍋って売ってないのよ、今
多分、義実家の天袋の中にあると思われるホーロー鍋。次回探してみようと思ってますがこんな感じの
ホーロー鍋って今、スーパーに行っても売ってないんですよね。
花柄のもの、なにかメルヘンチックなものなど、昭和の時代どのご家庭にもあるホーロー鍋でしたが、今は販売しているところは激減してます。
今はルクルーゼのように、シンプルなデザインが主流です。こんな感じ。
昭和っぽいデザインとは全く違ってて、生まれ変わってますね。なんだろう、洗練されて行ってるのかな。
飾り物、人形も、なんか違ってる
以前は友人とよく旅行に行っていた義母。小さな人形や置物が好きでいろんなタイプのものを持っています。
これは玄関先のすずめとインコ(だろう)
置き方も鳥同士が話しているようで、義母のセンスを感じさせます。ああ、なんか楽しそうだなと思いながら置いたのかな。面白ーい。
義母との付き合い方を想う
なんてったって嫁歴26年なので、ある程度どういう人物かがお互いわかってきます。さらに年々体が弱くなってきた義母は、私を頼りにしてくる。できないことが増えたせいです。
息子よりも同性である私のほうが頼みやすいからね、こまごましたことは。
嫁というよりも同じ女性としての付き合いに変化していきます。私もおかしいことはおかしいと言えるので、付き合いは楽です。
今、嫁姑でひどい思いをしている方もいずれ関係は変化していきます。嫁姑どちらも時間を経ないと、お互いの大切さがわからないからだよね。年取って人ひとりが自分の傍にいてくれるのって、どれだけ安心なことか。
そんな付き合いに変わってゆくのが、嫁姑関係の面白さで醍醐味だと思います。ここまで変わるとは思いもしなかったからさっ。