今年の春、残念ながら浪人することになった子を持つお母さま方。
いろんなタイプの子がいると思いますが、子のために何ができるのか一緒に考えてみましょう。
ばんそうこう家の浪人生活はどうだったの?
子の浪人が決まったのが3年前の3月でした。
悲壮感漂ってました。何事も深刻に考すぎてうまくいかない典型例かもしれません。
現役は?
地方の国立大学を受験しようと頑張っていましたが、7割ちょいしか得点できず志望校は断念。
もう少し点数を落として看護系の受験をすることにしましたが、なぜか結果は不合格でした。
マークシートの記入ミスが発覚して、自分の思っていた点数と大きく差があったからです。30点も違うとね、どこの大学に合格しそうか予測しようがありません。
子は本番に弱いタイプだと判明。本人が言うには「試験が苦手」ということでした。
浪人生活は1年間勉強詰め
とにかく1年間はきちんと予備校に通い授業に出席していました。
ぎっちりと詰まっている授業は、全部クリア。
前年と比較すると模試の合計点数が100点ほど上がってきて、目標とする大学も射程圏内に入ってきました。
比較的順調かな、というところでセンター本番。1日目は高得点そうでしたが
センター2日目の化学で大きな失点。できなかったそうです。
採点ミスはありませんでしたが、今度は実力不足が露呈した形となりました。
1月20日ごろのセンター自己採点で、私立受験へと舵を切りました。
急きょ私立受験校を1校増やして、現地受験させて合格をいただいた次第です。
親として「うまくいったかな」というフォローは?
皆様も日ごろ当然、風邪をひかせないなどの健康面フォローは徹底していると思います。
センター試験で点数がしっかり取れると、すべてがうまくいくのですが、やはり取れないこともあります。
模試がA~B判定だったので、あまり慌てず様子を見ておきましたが、ふたを開けてみると大失態。センター後10日間ほどは私立受験をどこにするのかを、徹底的に話し合いました。
「もうどこも受験したくない」
「これ以上負担を大きくしたくない」
「私はもうだめ」
嫌がる子にもう一校追加受験させるために、親の私は本人に了解も得ず無理やり受験手続をして受けさせたその大学に今は通っています。
一般受験で受かったのは、今通っているところのみでした。悲惨な結果でしたが、親のフォローがなければ通う大学すらなかった、というわけです。
うまくいけば前年の目標がクリアできる
センター試験がうまくいくと、前年夢だった大学に手が届くところまで成長できます。
2020年1月受験の方まではセンター試験で受験するようなので、今年浪人の方はぜひ来年初めで決めて欲しいです。制度が変わればストレスも増えるので、なるべく避けて欲しい。今年で決めてくださいますよう。
子の感情に巻き込まれすぎず、次の1手を考えよう
ちなみに浪人生センター失敗組(うちも含め)の方は
- 理系から文系受験に切り替えた
- 同大学同学科のいろんな受験のタイプをすべて受験(一極集中型)
- 同大学の別学科を追加受験した(うち)
など、親の考えと行動がなければ、とてもできないようなスタイルで合格を決めていきました。